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盗難にあってよかったかもしれない。

現在、チリのサンペドロアタカマという街にいる。

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あの有名なボリビアのウユニ塩湖にも抜けられる街であり、目の前にはアンデス山脈が広がるのどかな街だ。

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観光地として発展しているようで、たくさんの土産物屋さんも並んでいる。

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さて、ビーニャからここアタカマへ来る途中のバスの中で、貴重品の諸々が盗難にあったことはFBで伝えたが、今は警察署に行きポリスレポートを書いてもらうべく四苦八苦している。

なにせ、日本の様にはいかない。

「今はダメだから⚪︎時に来い」
そう言われてその時間に行ったら「今日はもう終わりだ、明日来い」と言われる始末。
「え、あなたが⚪︎時に来いといったよね?」
「それでもダメだ、また明日だ」

こんな理不尽なことは海外ではたくさん起こる。

約束の時間まで時間が空いたので、散歩がてら街を歩いていたら素晴らしく眺めのいい場所にたどり着いた。

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後ろには、赤茶けたアンデスの大地が広がる。

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ここで小一時間ほど、ぼーっと色々考えていた。
今日はそこで考えたことを書こうと思う。

バスの中で盗難にあい、一眼はおろか、キャッシュカード、クレジットカード、パソコン、そしてパスポート。
大事な物のほとんどを盗られた。
かろうじて、iPhoneと財布だけは残っている。

あれだけ口を酸っぱく貴重品は肌身離さずと言われていたのに少しの間だからと油断した結果だろう。

不思議な事に、僕は盗んだ相手への怒りを感じていない。
むしろ、怒りの矛先を向けるなら自分だ。
しかし僕は、どうも他人にも自分にも怒るというのは苦手な様で、怒りよりも後悔や悔しさが先行してしまい、その結果落ち込み、引きずる。

この性格を恋愛に例えるならば、

彼女と別れたあと切り替えられず、うじうじと引きずるパターン

とでもいえば分かりやすいだろうか。笑

僕はそういう人間「だった」。

でも、今は盗られるべくして盗られたのだろうとすぐに切り替えることができ、この事実を前向きに捉えられている。

おかしいな、こんな簡単に切り替えられる人間ではなかったんだけど。

昔の僕は、過去の失敗を引きずっていたのに。

旅の中で幾度となく取捨選択を繰り返したことで、いつのまにか強くなったんだろうか。
それとも、ただ盗られたという実感が湧いておらず呑気に過ごしてるだけだろうか。

物事には必ず理由があり、その経験を生かすも殺すも自分次第なのだと旅を通して学べた。

「今は辛くても、後からいい経験になるだろう」
そんなポジティブ思考に、少しなれた気がする。

去年の11月、インドのデリーで気管支炎にかかり、10日間入院した時がある。

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予定していたダラムサラやリシュケシュ、トルコを諦めなければならなかった。
しかしその結果、旅で溜まっていた思考の整理ができた。

旅をしていると、ふとしたことから考えることが多い。
この考えをまとめたくても、期間は限られていてどうしても次へ次へと先走ってしまい移動続きでまとまった時間を取るのが難しい。

そんな充電を兼ねた入院の後のモロッコは爆発的に楽しく、サッカーを通してかけがえのない出会いや経験がたくさんあった。

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モロッコ カサブランカ

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モロッコ シャウエン

「入院がなかったら」、同じ経験はできなかっただろうし、今出会えている人にも出会えていないだろう。

だから今回の盗難も、何かの理由があって起こったはずだ。

今は、分からない。
けれど、自分の糧になると信じ、やれることをやるしかない。

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FBでとてもいいコメントを頂いた。
一部引用させて頂く。

私も旅の途中なのだけど、旅人はシンプルでこそじゃないかな。重い荷物を一生懸命 運びながら、盗まれないようにと気を配りつつ歩くのは一苦労だもの。ほんとうに必要な物は命と愛だなあと感じる。私も行く先々で色んな物を失くしたりしたけれど、まあいいや〜って感じ。離れるべくして離れていくのだと思う。所有欲が無くなると魂が磨かれると聞くよ。大丈夫。出た分、また素晴らしいものが手に入ると思うな。BE STRONG!!! and BE HAPPY!!!

結局、このコメントに言いたいことは凝縮されているかな。

この経験を、前向きに。
どうせなら、ハプニングを楽しまなきゃね!!

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blog始めました。

みなさん、改めましてあけましておめでとうございます。

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(Argentina patagonia fitz roy)

 

現在、パタゴニア地方を抜けチリのビーニャ・デル・マルにある日本人宿「汐見荘」で一人カタカタとブログを書いている。

二階のリビングには泊まっている日本人が10名ほど談笑中。

 

 

ビーニャは海産物が素晴らしく安い。

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今日は午前中市場に買い物に行って、午後はのんびりと夕飯を作るという一日。

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IMG_3450アクアパッツア 最近料理が趣味になりつつある。

 

さて、タイトルにもある通り今回ブログを始めてみた。

もともと、旅に出た時から書きたいと思っていたのだが

なんとまあ、

もう旅に出てからかれこれ4ヶ月は経っているではないか。

けれど、少し弁解させて欲しい。僕がブログを公開するのが遅くなったのには理由がある。

 

まず1つに、完璧主義な自分がいた。

元々amebloやLivedoorなどのアカウントを持っていたものの

いかんせんデザインが気に食わなかった。

そんなときに見つけたこのwordpressというサイト。

「自分で好きなようにサイトを構築できる!」

という甘い文句に誘われ、このサイトに手をかけた。のだが、、、

元々苦手意識のあったネット。

恥ずかしながら僕はwordやexcelでさえ使いこなせない。

webの仕組みなどほとんど分からぬ初心者が

そう安々とwordpressを構築できるはずがない。

結局ネットの勉強もしないまま旅に出てしまい、旅の日常に追われ中々満足のいくサイトが構築できなかった。

(今は半年かけてやっと一応の形にはなった訳だが…)

 

そして、2つ目。周りの目を気にしてしまう自分。

多分、誰しもが周りの目を気にするであろうが、僕は人一倍その節が強い。

誰もが簡単に見れるネット上に自分の文章を晒すとなると、自分の頭の悪さを露呈することになる。

「いい記事を書きたい」こんな見栄ばかりを追い求め、この程度かと思われるのが嫌だった。

要するに、僕は臆病で、建前だけは気にする気取った人間だった訳だ。

 

さて、そんな僕がなぜブログを始めたか。

要約すると

・感動を共有したい

・思考の整理、記録として

・自分という人間を知ってもらいたい

ということ。

 

共有したいー きっと、旅に出た誰もが思うであろう。

見たこともない景色や、驚き、ワクワク、不安。

そんな伝えたい気持ちも、時が経つに連れどんどん言語化するのが難しくなり、忘れてしまう。

話したいのに、出てこなくなる。

それなら、完璧でなくてもいいからとりあえず書くことの方が大事だ。

書かなければ文章力の向上は望めない。そんな当たり前のことだけど、

変なプライドが邪魔していた。

 

 

旅に出て、僕は変わったと思う。

こうやって自分の弱さを客観的に見つめられ、それを認められる自分ができたんだもの。

だから今、こうしてブログを書けている。

 

 

とはいいつつ、旅中にブログを書くのは大変な作業だし、旅に弊害を与えるようではもったいない。

冒頭に書いた様に、僕は今ヒトではなくPCを目の前にして一人ブログを書いている。

かれこれ3時間くらいは経っただろう。僕の場合、文章を書くのにとびきり時間がかかる。

いつもの僕ならば2階に行き、みんなに混じって酒を酌み交わし旅の話に花を咲かせているに違いない。

 

現実とネットのバランス。

まあ、日常でも携帯をいじりながら話してしまう現代においては

このブログがちょうどいいネットとの距離感をつかむためのツールになるかもしれない。

と今は前向きに捉えてみよう。

 

話が二転三転して読みにくくなってしまったけれど、

要するにブログを始めたのは自分の欲求を満たすための自己満だ。

自分のために、自分がかっこいいという思考を追い求めて書いていく。

気負いせず、気ままに、赴くままに書いていければそれでいい。

でも、その欲求を追求した結果、読んでくれた人がいい影響を受けたらいいな。

 

〜自由の先に在るもの〜